セビージャのFWカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
今夏積極的な補強を進めるリバプールは、また新たな選手をリストアップしたようだ。21日付の英紙『デイリー・ミラー』が、セビージャのFWカルロス・バッカに興味を示していると報じている。
マリオ・バロテッリやリッキー・ランバートなどストライカーが不発に終わったリバプールは、同ポジションの補強を目指していた。バーンリーからU-21イングランド代表FWダニー・イングスの獲得には成功したが、アストン・ヴィラのベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケの獲得には失敗していた。
そこで、次に目を付けたのがコロンビア代表のストライカーだ。ヨーロッパリーグで7得点を決め、セビージャの大会連覇に大きく貢献したバッカは現在はコパ・アメリカに参加するコロンビア代表にも招集されている。
バッカ獲得には2150万ポンド(約40億8500万円)の契約解除金が必要とも言われており、セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)は「もしバッカを獲得したいのであれば、契約解除金を払わなければならない」と主張するなど、一筋縄ではいかなさそうだ。
過去にはバス運転手のアシスタントとして切符のもぎりをしながら生計を立てていたことを打ち明けたバッカ。今ではミランやマンチェスター・ユナイテッドなども関心を寄せる人気銘柄となっている。
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