逆転勝利に貢献したFWラファエル・シルバ【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ1stステージ第16節が20日に行われ、アルビレックス新潟は湘南ベルマーレに3-1の逆転勝利を収めた。
後半に一挙3ゴール奪った新潟だが、FWラファエル・シルバが反撃に大きく貢献した。後半スタートから投入されると、スピード豊かな突破などで湘南に襲いかかる。
新潟がペースを握って迎えた63分、PA内でシルバが粘ると、こぼれ球をMF加藤大が蹴り込んで同点とする。その2分後、右サイドからの折り返しをシルバが決めて逆転に成功した。
ゴールシーンについてシルバは「しっかりとボールを捉えることができた」とさらりと振り返った。だが、自身の後ろにボールが流れ、難しい態勢を強いられる中で決めたこの得点は決して簡単なものではなかった。
7試合ぶりの勝利を掴み、順位も17位とした。しかし、シルバは「これでOKではない。油断したら降格圏からは抜けられない。勝ち続けることが必要」と気を引き締め、今後も勝ち点3を積み上げる必要性を説いた。
次節は浦和レッズと対戦する。今節でのステージ優勝を決めた相手に対し、「できること、やらなければいけないことをやる」と、新潟の背番号10はチーム一丸となって戦う意思を示した。
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