名古屋vs柏
浦和と同じくアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を戦い、ベスト8進出を決めている柏レイソルだが、リーグ戦では調子が上がってこない。1試合消化が少ないとはいえ、勝ち点14の15位は誰も予想しなかった成績だろう。
データ上も柏を不利とする条件が揃っている。4月29日の川崎フロンターレ戦以来、6試合勝ちがない。ここ2試合は複数得点を挙げながら勝利を逃しており、守備に大きな課題を抱えている。
また、名古屋との対戦成績も芳しくない。2011年9月以来6試合勝ちがなく、4敗を喫している。アウェイでの勝利は2009年以来なく、会場となる豊田スタジアムでは未勝利だ。
名古屋は永井謙佑とノヴァコヴィッチが代表活動明けで、16日のシンガポール戦には出場しなかったが、ノヴァコヴィッチはEURO予選のイングランド戦に先発出場し、先制点を挙げた。右太もも打撲で日本代表を途中離脱していた川又堅碁は欠場が濃厚だ。
この試合、「スポログ」のオッズはホームの名古屋が1.6倍、アウェイの柏が3.3倍と、若干名古屋の有利となっている。拮抗した展開が予想されるが、柏は豊田スタジアムでの初勝利を挙げ、復調のきっかけを掴めるだろうか。
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