インテル加入が決定的となったミランダ【写真:Getty Images】
日本代表DF長友佑都が属しているインテルは、約1500万ユーロ(約21億円)でスペイン・リーガエスパニョーラ所属のアトレティコ・マドリーのDFミランダの獲得に合意したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が18日に伝えている。
同メディアによれば、最初は1600万ユーロ(約22億4千万円)要求していたアトレティコに対してインテルは、1200万ユーロ(約16億8千万円)のオファーを提示していたが、ミランや他クラブが関心を示し始めたことによって今週の頭に交渉を早めたという。
ミランダは昨季も強豪クラブから興味を抱かれていたが、アトレティコは契約解除違約金3000万ユーロ(約42億円)以下の金額では放出しないと主張していた。
しかし昨季までは控えだったDFヒメネスの急成長によって、クラブの意思は変わったようだ。さらにミランダの契約は2016年に切れるため、今夏が同選手を放出して移籍金を手に入れる最後のチャンスとなった。
一方ミランダは、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でインテルを称えるも、アトレティコ以外については話せないと主張し「契約はまだ1年あるし、まだチームの一員」と、自身の去就を明かさなかった。
【了】