遠藤友則氏とフィリッポ・インザーギ【写真:評伝『ミランの手』より】
J1の清水エスパルスは18日、ミランでメディカルトレーナーを務めていた遠藤友則氏がメディカルアドバイザーに就任したことをオフィシャルサイトで発表した。
遠藤氏は1999年から16年間ミランに在籍。アンドリー・シェフチェンコやジェンナーロ・ガットゥーゾ、パオロ・マルディーニら数々のスター選手のケアを手掛けてきた。
小松孝氏著の評伝『ミランの手』では、フィリッポ・インザーギから「遠藤抜きの俺はピッチに立てなかった」と言わしめ、チャンピオンズリーグ優勝監督であるカルロ・アンチェロッティ氏からも絶大な信頼を寄せられていたことを明かしている。
また、ドイツW杯ではウクライナ代表、ブラジルW杯ではガーナ代表のメディカルスタッフを務めている。
遠藤氏は1992年~98年にも清水でメディカルスタッフとして従事しており、17年ぶりの古巣復帰となった。
現在17位と降格圏に沈み、けが人が続出している清水。ミランで多くの選手の治療を行ってきた遠藤氏の手により上位浮上となるだろうか。
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