増資により積極補強にでているミラン【写真:Getty Images】
タイ人資本家ビー・テチャウボン氏の株式増資によって、近年稀にみる積極補強にでているミラン。コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスだけでなく、様々な選手の補強を画策しているようだ。
イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』は17日、MFナイジェル・デヨングがミランとの契約延長に合意したと報じている。同選手は2012年に加入以来、常にチームの中心として活躍してきた。しかし、ミランのプロジェクトに疑いを持ったデヨングは契約延長を見送っていた。今回、増資が決まったことによって契約延長に動き出したとのこと。
また、マルティネスに続く大型補強となりそうなのがモナコのフランス代表MFジョフレー・コンドグビアだ。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは18日の夜に再び交渉の場を持つとみられている。同選手にはバルセロナが移籍金3000万ユーロ(約42億円)で獲得を狙っているとの情報もあり、市場価格は3500万ユーロ(約49億円)に達するとみられている。
そして、本日新たに噂が挙がっているのが、昨季フィオレンティーナに所属したMFモハメド・サラーとディナモ・ザグレブの若手FWマルコ・ピアチャである。どちらもウイングを得意とする選手で、マルティネスとよきコンビとなる選手とみられている。
来季こそはチャンピオンズリーグ圏内が至上命題となるミラン。積極補強によって華麗な復活を遂げることはできるのだろうか。
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