太田宏介【写真:Getty Images】
【日本 0-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】
長友佑都の負傷もあり出番が回ってきたDF太田宏介。スタメン出場は前日から伝えられていたようで「リラックスして入れました」と振り返った。
試合に出られたことには充実感を得ていたものの「勝ってもっと強烈なインパクトを残したかった」と、この日の結果に物足りなさも覚えた。
後半には岡崎慎司へ完璧なクロスを供給するなど、見せ場も作った。だが、「入ってなきゃ意味ないです」と厳しい自己評価を下す。
相手が守りを固めたことでサイドにスペースがなく、敵陣深くまで駆け上がるオーバーラップは影をひそめた。
宇佐美貴史との縦関係については「全然問題ない」と話す。この日初めてコンビを組んだため、今後の熟成にも期待が持てる。長友が復帰すればポジションを争うことになるが、それも太田にとって得難い経験だろう。
これからも代表に定着するためにも所属クラブでのパフォーマンスが重要になる。太田も「まだJリーグが残ってるんで、切り替えてやっていかないといけない」と、まずはFC東京で活躍することを誓った。
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