ミランに解任されるインザーギ監督【写真:Getty Images】
日本代表のFW本田圭佑が所属するミランは16日、フィリッポ・インザーギ監督(41)を解任したと発表した。
ミランのU-19チームを率いていたインザーギ監督は、2014年夏にクラレンス・セードルフ氏の後任としてトップチームの指揮官に就任。しかし、クラブは主力の相次ぐ怪我や付け焼き刃の補強によって迷走し、終わってみれば過去15年で最低の10位という大失態のシーズンを送ってしまった。
その後、ミランはクラブの株式48%をタイ資本家ビー・ テチャウボン氏に売却し、本格的な再建に着手することを決意。今夏は1億5000万ユーロ(約209億円)の資金が見込めるため、大型補強を敢行する前にインザーギ監督の解任に踏み切った。
なお、新監督にはサンプドリアをヨーロッパリーグ出場に導いたセルビア人指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ氏が候補に挙がっている。
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