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日本代表 9年前

ハリルジャパン、シンガポールから得点奪えず。W杯予選はドロー発進

日本代表は16日、2018年ロシアW杯アジア2次予選の初戦でシンガポール代表と対戦した。

text by 編集部 photo by Getty Images

相手GKの牙城を崩せず

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日本はシンガポールと引き分けた【写真:Getty Images】

【日本 0-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 イラクとの親善試合を4-0で勝利していた日本代表だが、この日のシンガポール戦は苦しんだ。

 長友佑都がベンチスタートとなり、太田宏介が左サイドバックに入った。その他の10人はイラク戦と同じメンバーが名を連ねた。

 キックオフ直後から積極的にゴールを目指した日本は4分、縦パスを受けた本田圭佑が左足で狙う。12分には柴崎岳のパスから香川真司がシュートを放つもGKのセーブに阻まれた。

 日本は縦への意識を強く持ち、チャンスを作る。しかし、パスが相手に引っかかるシーンも散見される。

 23分、右サイドをオーバーラップした酒井宏樹の折り返しを香川が狙うも、クロスバーの上を越えた。30分にはPA内で岡崎慎司がシュートも決められない。

 決定機を作る日本だが、一方で縦パスに固執するあまりシンガポールに対応されてしまう。前半は無得点で終えることになった。

 52分、カウンターから最後は宇佐美がシュートを狙うも枠を捉えられない。55分には太田の完璧なクロスに岡崎が頭で合わせるも、GKのファインセーブに阻まれゴールならず。

 日本は61分、香川に代えて大迫勇也を投入。岡崎との2トップを組んだ。

 68分、CKに本田が頭で合わせるも、これもGKにセーブされてしまう。70分、柴崎に代えて原口元気を投入する。

 72分には本田がFKを直接狙うもクロスバーに嫌われた。本田は75分にも渾身のミドルを放つも枠を外れた。

 日本は78分、宇佐美に代えて武藤嘉紀を投入する。次々と攻撃的な選手をピッチに送り出したものの、最後までゴールは奪えず。日本はW杯予選の初戦を引き分けで終えることになった。

【了】

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