セビージャ時代のFWデウロフェウ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するスペイン代表のFWジェラール・デウロフェウが、今夏にクラブを退団する可能性が浮上している。
バルセロナの下部組織で育った21歳のデウロフェウは、2014-15シーズンにセビージャへ期限付き移籍したものの、ウナイ・エメリ監督の下で定位置を確保することができず、公式戦28試合で3得点にとどまっていた。
スペイン紙『スポルト』によれば、バルセロナはデウロフェウを完全移籍で放出したい考えを示しており、2013-14シーズンに1年だけプレーしたエバートンへ移籍金600万ユーロ(約8億円)で売却する意向だという。なお、契約期間は3年で1年の延長オプションとバルセロナの買い戻しオプションが付帯される見込み。
エバートン時代のデウロフェウは、シーズン途中にハムストリングの負傷で一時離脱するも、リーグ戦25試合で3得点3アシストをマーク。チームはプレミア創設以降最多勝ち点を獲得し、ヨーロッパリーグ出場圏内の5位に入った。
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