レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
来季に向けてDF陣の補強を目論むマンチェスター・ユナイテッドが、レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスの獲得を目指していると14日付の英紙『デイリー・スター』が報じている。
今季のユナイテッドは新加入のマルコス・ロホや2019年までの契約延長にサインしたクリス・スモーリング、若手のテイラー・ブラケットやパディ・マクネアーなど守備陣のパフォーマンスが十分ではなく、補強を画策していた。
ドルトムントのマッツ・フンメルスやバイエルン・ミュンヘンのダンチなどを獲得するのではと言われていたが、マドリーのS・ラモスにも興味を示しているのかもしれない。
マドリーとの契約を2年残しているスペイン代表DFは、クラブとの契約延長の交渉が進んでいない。マドリー側はS・ラモスの高額な年俸を懸念しているとみられる。
同紙によれば、マドリーはS・ラモスが要求する年俸1000万ポンド(約19億円)に躊躇しているのに対し、ユナイテッドは倍の2000万ポンド(約38億円)を提示するとしている。
同選手の兄で代理人のレネ氏は「今は彼は2年の契約を残している。僕たちはマドリーからの電話を待っているが、彼らはまだ私に電話をかけてきていない」と、契約延長が順調ではないことを認めている。
「まだ話し合いはしていない。ひょっとしたら、レアル・マドリーではなく別のクラブでキャリアを終えるのがベストなのかもしれない。それは我々にもわからないよ。フットボールはとても速く変わっていく。それを楽しまないとね」
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