長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は14日、2日後のシンガポール戦に向けて練習を行った。
冒頭15分のみの公開となったこの日、メディアの取材に応じた長谷部誠はチームに漂う充実感を語った。
集合してから何度もミーティングを重ねてチームのビジョンを共有し、「監督はかなりの量をしゃべるので、質問することがない」というほど多くの要素を吸収してきたという長谷部。
「結果に関しては最低限のものだと思っていて、やはりこれから自分たちが高いものを目指すのであれば、結果プラス勝ち方、その内容を突き詰めていかないといけない。そういう意識がチームの中ですごく感じられて、今はすごくポジティブな状態」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指導の下、効果的なチーム強化が行えていると明かした。
ロシアW杯へ向けた長い道のりの第一歩となるアジア地区2次予選が16日に開幕する。長谷部は「この長い予選の中でやはりチームとして成長しながら勝っていけるように、勝って成長できるように、みんなでやっていきたい」と気を引き締める。
ブラジルW杯の予選ではアジアの厳しさを何度も味わった。「前回は北朝鮮と初戦を戦ったが、非常に難しいゲームになった。シンガポールも非常に難しい相手。過去の対戦成績を見ても、大差がついている試合はない」と長谷部に油断は一切ない。
そして、目前のシンガポール戦に向けて「前の試合はアウェイで勝って、気持ちよく入ってくると思いますし、やはりカウンターに気をつけないといけない。相手をリスペクトしながらも自分たちがどういうアクションを見せるかということに集中していきたい」と意気込みを述べた。
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