マッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
タイ人実業家ビー・テチャウボン氏によるクラブ買収で移籍市場に資金を投入できるようになったミランは、ぜい弱な守備の補強を進めている。
すでに下部組織出身のDFロドリゴ・エリーの獲得を発表しているが、次なるターゲットはドルトムントのマッツ・フンメルスのようだ。伊紙『トゥットスポルト』は一面で報じた。
ドイツ代表で不動のCBとして活躍し、クラブではキャプテンを務めるテクニカルなDFにはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示しており、高額な移籍金が必要と見られている。
ミランはポルトから新エース候補のジャクソン・マルティネスを、DF陣の柱にアトレティコ・マドリーのミランダを、そしてモナコから中盤の核を担えるジョフレー・コンドグビアを獲得しようと動いているが、フンメルス引き抜きには2900万ユーロ(約40億円)を要する。
ズラタン・イブラヒモビッチにもミラン復帰説が流れており、積極補強を進めるミラン。来季は豪華な陣容を揃えて短期間での名門復活を狙っているのだろうか。
【了】