インテル時代のチアゴ・モッタ【写真:Getty Images】
来季に向けた戦力入れ替えを進めるインテルは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するチアゴ・モッタの復帰を画策しているようだ。伊『トゥットメルカートウェブ』をはじめとした複数メディアが報じた。
ロベルト・マンチーニ監督がマンチェスター・シティ時代に指導したヤヤ・トゥーレの獲得も噂されていたが、具体的な交渉の進捗はなかなか伝わってこない。
そこで2012年までインテルに在籍したT・モッタを買い戻すことを検討しているようだ。PSGとの契約が2016年夏で切れる元イタリア代表MFのベテラン獲得には高額な移籍金を支払う必要がなく、財政的なリスクも小さい。
だが、T・モッタにはセビージャも興味を示している。今季の躍進を支えたグジェゴシュ・クリホビアクに移籍の可能性が浮上したためだ。そして、T・モッタにはチャンピオンズリーグ出場権を武器にアピールしているという。
インテルはマンチーニ監督がガラタサライ時代に重用したフェリペ・メロも獲得候補に挙がっていた。こちらも来季末で契約切れのため格安で獲得できるため、Y・トゥーレやT・モッタを逃した場合の代わりとして動向を追い続ける模様だ。
また、同じく獲得候補だったモナコのジョフレー・コンドグビアは同じ街のライバル・ミランが交渉を進めていると報じられており、インテルは撤退したと見られている。
10番を背負うマテオ・コバチッチに移籍の可能性があり、中盤の核を担える新戦力の確保は重要課題だ。来季インテル復権の中心となるMFの到着を誰もが待ち望んでいる。
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