スペイン代表100試合に達するビセンテ・デル・ボスケ監督【写真:Getty Images】
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は13日、ユーロ予選第6節ベラルーシ代表戦の前日記者会見で代表100試合に達する自分や批判の的となっているバルセロナのDFジェラール・ピケについて言及した。
現在スペイン代表で99試合を指揮したデル・ボスケ監督。2014年W杯のような悲劇もあれば2010年と2012年と、続けてW杯とユーロ杯を制覇した。同指揮官は「優勝したタイトル以外にも、コンフェデレーションズ杯には2回出場し、予選試合は合計35試合の内1敗しか喫していない」と、チームの継続性を称えた。
「ハイライトといえばやっぱり南アフリカでのW杯決勝。一番辛い瞬間となると、昨年のW杯のオランダ戦だね」
監督がめでたい記録を達成する一方、ピケは三冠祝杯セレモニーで宿敵レアル・マドリーに対して叫んだ皮肉コメントによって、サポーターに叩かれている。それでもデル・ボスケは「ピケは我が家族の一員であり、独りにはさせない。私の義務は代表での皆のスペースを守ることだ」と、擁護し続けた。
なお同試合については「容易い試合ではない。つい最近ロシア代表を苦しませ、パワフルなフォワードと強力な守備、そしてゲームメーキングにも長けている。個人技で目立つ選手もいるけど彼等の力はチームにある」と、ベラルーシ代表に敬意を払った。
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