ファン・ハール監督(右)と会見するFWデパイ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは12日、PSVから獲得したオランダ代表のFWメンフィス・デパイ(21)の移籍が完了したことを発表した。契約期間は4年で1年間の延長オプション付き。
デパイはクラブの公式HPを通じて「世界で最も大きいクラブでプレーすること、そして自分の中で世界最高の指導者と信じているルイス・ファン・ハール監督の下で仕事をすることは私の夢だった。自分の能力を信じているし、これからも夢をつかむために懸命に努力する。12歳からプレーしてきたPSVの関係者全員に感謝を伝えたい。リーグ優勝を果たせたことは素晴らしい瞬間であり、その一員だったことに幸せを感じている。私の人生における新章を楽しみにしている」とコメント。
また、ファン・ハール監督は「彼はユーティリティー性を備えた若い選手で、複数のポジションをこなすことができる。プレミアリーグのリズムに慣れるまでは時間がかかるだろう。しかし、このクラブで偉大な選手になれるポテンシャルを持つことは間違いない。彼はこれまでの仕事を継続する上で正しいクラブにやってきた」と期待を寄せた。
PSVの下部組織で育ったデパイは、2012年のトップチームデビュー以降、公式戦124試合で50得点を記録。今季のリーグ戦では22ゴールを挙げて得点王に輝いた。
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