原口元気【写真:Getty Images】
日本代表は12日、イラク戦から一夜明けて埼玉へ移動して練習を行った。
イラク戦では途中出場でピッチに立った原口元気は、トップ下という新境地を開拓し、代表初ゴールを挙げた。
「難しさはやっぱりありましたけど、結局得点も真ん中から生まれたので、よりゴールに近いし、仕掛けやすい。難しさもありますけど、前向いた時にはゴールに近いと思う」と語り、慣れない中央でのプレーを振り返る。
そして、自身を起用したヴァイッド・ハリルホジッチ監督について「技術的なことも教えてもらえますし、アドバイスも、本当にいろいろなメンタルのことだったり、技術のことも全て教えてくれる監督なので、すごくいい監督なのかなと言う気がします」と、ともに仕事をした印象を語っている。
次のシンガポール戦は慣れ親しんだ埼玉スタジアムでの凱旋試合となる。「やっぱり一番長くやってたスタジアムですし、自分にとってはすごくいい思い出のあるスタジアム」と感慨深げに語り、高いモチベーションを感じさせた。
普段はドイツでプレーしているため、埼玉スタジアムで試合をするには日本代表に選ばれるしか方法はない。原口も「代表のユニフォームを着て埼スタに戻って来れたのをプラスに捉えて、いいことだと思いますし、これが続けられるようにしたい」と代表定着に向けて決意を新たにした。
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