チェルシーに所属するFWレミ【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムがチェルシーに所属するフランス代表のFWロイク・レミの獲得に動いていると、英紙『メトロ』が報じている。
ウェスト・ハムは、今季のプレミアリーグで12位に終わったものの、国内のフェアプレーランキングでトップを獲得。来季はヨーロッパリーグ(EL)の予選1回戦から参加することが決定し、06/07シーズン以来9シーズンぶりの国際大会に向けて新たな補強が必要になると見られている。
そのため、サム・アラダイス前監督の後任として指揮官に抜擢されたクロアチア人のスラベン・ビリッチ新監督は、EL予選突破のため優秀なストライカーの獲得をリクエストしているようで、クラブはチェルシーで先発機会の少ないレミに白羽の矢を立てたという。
レミは2014年夏にQPRから4年契約でチェルシーに完全移籍すると、FWジエゴ・コスタのバックアップとして5季ぶりのリーグ制覇に貢献。途中出場からはインパクトを残せなかった一方で、D・コスタの負傷離脱期間には先発8試合で7ゴールを挙げ、プロキャリア10年間で5度の2桁得点を記録した決定力を改めて証明してみせた。
なお、チェルシーは同じく控えFWだったディディエ・ドログバの退団が決定しており、モナコのラダメル・ファルカオやナポリのゴンサロ・イグアインらの獲得が取り沙汰されているため、レミは今後も厳しい先発争いを強いられる可能性があるようだ。
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