スイス・チューリッヒのFIFA本部【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長の後任を決める選挙が、現地12月16日にスイス・チューリッヒで行われる総会で実施される見通しだと、英メディア『BBC』が伝えている。
FIFAのブラッター会長は、複数幹部が贈収賄や資金洗浄の疑いで逮捕された汚職事件を受け、再選を果たした数日後の緊急会見で辞意を表明し、後任者が決定するまで一時的に職務を代行すると説明していた。
会長挙には、前回の選挙でブラッター氏の唯一の対抗馬だったヨルダンのアリ王子がすでに立候補を決めており、元日本代表監督のジーコ氏も出馬する意志を正式に表明。また、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ氏、前回の会長選直前に立候補を取り下げたルイス・フィーゴ氏、韓国サッカー協会名誉会長の鄭夢準氏、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏らの出馬も取り沙汰されている。
なお、会長選の立候補には、FIFA加盟209ヶ国のうち5協会以上の推薦が必要となり、選挙4か月前までに文書で届けなければならない。
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