ジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジェラール・ピケは10日、カスティージャ・レオン州のレオンで行われたスペイン代表の公開練習に訪れた1万3千人のサポーターに、ブーイングの嵐を浴びせられた。スペイン紙『アス』と『マルカ』が伝えている。
ピケはバルサの祝杯セレモニーで、宿敵レアル・マドリーを小馬鹿にするような皮肉コメントを叫んでいた。両紙が電子版に載せた動画には、同選手がボールに触る度ブーイングがどよめく映像が捉えられている。
ビセンテ・デル・ボスケ監督は練習後、記者会見でこれについて「ピケは何も悪いことはしていない。幼稚な件だ」と、同選手を擁護している。
一方マドリーの退団が濃厚と報じられているGKイケル・カシージャスには拍手が送られており、時には“イケル”コールもあったという。
スペイン代表は11日にコスタリカ代表と国際親善試合、14日にベラルーシ代表とのユーロ予選第6節に臨む。
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