柴崎岳【写真:Getty Images】
日本代表は10日、イラクとの国際親善試合に向けて前日練習を行った。
柴崎岳は、視野の広さやアイディアを活かしたパス、長い距離を走って前線に顔を出すなど、攻撃面で多彩な力を備えている。
そして、守備の向上も著しい。タイミングよく間合いを詰めてインターセプトしたり、激しいぶつかり合いにも勝てるようになった。
「徐々にボールを奪える回数も多くなってきたと思います。代表戦でもそうですし、Jの戦いの中でも収穫はあるので、その辺はいい傾向かなと思います」
親善試合の相手であるイラクとは1月のアジアカップでも対戦している。この時、柴崎に出番は訪れなかったが、「結果的にも内容的にも手強い相手でしたし、球際も強いですし、ずるがしこい部分もある」とし、「しっかり試合に入ってから相手を見ていきたいと思います」と、意気込みを語った。W杯予選の前哨戦で、柴崎はどのようなプレーを見せるだろうか。
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