シャルケのDF内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケのSD(スポーツディレクター)を務めるホルスト・ヘルト氏が、日本代表DF内田篤人の負傷について言及した。
慢性的な膝の負傷を抱える内田は、25節以降は全試合を欠場。リーグ戦では19試合のみの出場に留まっていた。同氏はクラブのオフィシャルサイトで「内田は日本に帰り、そこで長引いている膝蓋腱の怪我を治すために手術を受けた」と明かした。
また、「我々の医師の助言は違うものだった。この怪我は保存療法で治していくのが賢明だと我々は確信していた」と話すように、当初からシャルケと日本代表の医療スタッフは手術をするか否かで意見が割れていた。
「篤人が何度も診察にかかっていたドイツ代表医師のミュラー・ヴォールファールト氏も、我々と同じ意見だった。しかし、彼は違う決断を下した。彼には自由に医師を決める権利がある。最初の6週間は日本でリハビリを行い、それから彼はドイツに帰って来る」と、手術は内田自身の決断であると述べている。
内田は11日の親善試合イラク戦、16日のW杯二次予選シンガポール戦にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督からの招集外となっている。
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