ジネディーヌ・ジダン監督とラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのOBジネディーヌ・ジダンが古巣の現状について言及した。スペイン紙『マルカ』と『アス』が9日に伝えている。
来季もレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)を率いることを決意したジダン監督は「昇格に失敗し、再び挑戦してみたい」と理由を述べ、監督としての将来については「いつかは1部リーグのチームを指導してみたい。ここ(スペイン)でならベストだけど外国に行く可能性も無くは無い」と付け加えた。
同じくマドリーのOBであるラファエル・ベニテス監督の就任に関しては「賢明な判断だと思う。タイトル獲得経験者であり、下部組織も率いていたからマドリーのことを知っている。ここではタイトルだけがものを言うとわかっている」と歓迎した。
ベニテスと話し合った内容について訊かれた際、ジダンは「Bチームのどの選手達がたまに彼の下で練習するか知るために話してきた」と明かした。
なおベニテスの代わりに解任されたアンチェロッティ氏。ペレス会長に相談されなかったと伝えるジダンは解任直後、アンチェロッティ氏と話したと明かし「彼はマドリーで素晴らしい偉業を成した」と称えた。
また、GKイケル・カシージャスが退団した場合、バルセロナから盛大に送り出されたMFシャビの様な扱いを受けるかという質問に対しては「同じ扱いを受けるだろう。でも今はまだマドリーの選手だ」と述べた。
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