ポルトに所属するFWジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのミランが、ポルトに所属するコロンビア代表のFWジャクソン・マルティネスの獲得に動いているようだ。
伊メディア『Gianluca di marzio.com』によると、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、ポルトの首脳陣と会談するためにポルトガル入りしたと報じられている。ガッリアーニCEOは先日、パリ・サンジェルマンに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチの移籍交渉のため、同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏と接触したが、クラブに売却する意志がないことを伝えられ、ターゲットの変更を強いられていた。
28歳のJ・マルティネスは、2012年にポルトへ加入以降、公式戦132試合で92ゴールを挙げる欧州屈指の点取り屋に成長。スーペルリーガでは3年連続の得点王にも輝いている。また、2014年のブラジルW杯の日本戦では2ゴールをマークした。
なお、ポルトはすでにパラグアイのグアラニーに所属するFWフェデリコ・サンタンデールの獲得交渉を進めており、3500万ユーロ(約49億円)が見込まれるJ・マルティネスの違約金を運用した補強の準備を進めている。J・マルティネスにはアーセナルも関心を示しており、その去就が注目される。
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