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古巣愛を貫くF・ルイス、レアルのオファーを検討もせず一蹴?

text by 編集部 photo by Getty Images

古巣愛を貫くF・ルイス、レアルのオファーを検討もせず一蹴?
チェルシーのDFフィリペ・ルイス【写真:Getty Images】

 チェルシーのDFフィリペ・ルイスが、古巣アトレティコ・マドリーの宿敵レアル・マドリーのオファーを一蹴したと、9日付けのスペイン紙『マルカ』が伝えている。スクープしたのは同クラブ番記者・チーフのルイス・アスナール氏だ。

 同紙によれば、長年スペイン・リーガエスパニョーラでプレーしたF・ルイスを良く知るマドリーは、今季チェルシーで思い通りに活躍できなかった同選手に対し、試験的に獲得したい意向であることを代理人のジョルジュ・メンデス氏に伝えたようだ。

 しかし、F・ルイスは交渉を始めようとはせず、一瞬たりとも同クラブのオファーに耳を傾けなかったと言う。ブラジル代表選手は、チェルシーを去った場合の移籍先は同選手の最大の理解者ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコのみと、代理人に返答した模様だ。

 F・ルイスは以前、スペイン紙『マルカ』のインタビューに「チョロ(シメオネの愛称)は僕のハートを射止めた」と述べている。

 一方のアトレティコは、シメオネ監督の要望に応えようと古巣への復帰を可能性の一つと悩むF・ルイスを取り戻したい意向であるが、交渉成立は一筋縄ではいかなさそうだ。唯一はっきりしているのは、マドリーへの移籍だけはあり得ないと言うことである。

 対してマドリーは、左SBの獲得候補としてバイエルンのダビド・アラバやバレンシアのホセ・ルイス・ガヤ、ポルトのDFアレックス・サンドロなどへの関心が報じられてきたが、F・ルイスも視野に入っていたことは知られていなかった。

【了】

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