澤穂希【写真:Getty Images】
なでしこジャパンの大黒柱・澤穂希がカナダW杯の初戦で偉大な記録を打ち立てた。
スイス戦の先発メンバーに名を連ねた澤は、この試合で代表通算200試合出場を達成。
いまから22年前の1993年、AFC女子選手権で代表初招集を受けた当時15歳の澤は、代表デビューとなったフィリピン戦でいきなり4得点を記録。9日のスイス戦までに通算83得点を挙げている。
また、澤は今大会で男女通じて世界初の6度目のW杯出場。さらに4度のオリンピック、9度のアジアカップに出場している。前回のドイツW杯では大会得点王とMVPを受賞し、同年の女子バロンドールを獲得したことで名実ともに世界最高の選手と認められた。
なお、女子の代表キャップ数世界最多は、W杯5大会に出場して2度優勝を果たした元アメリカ代表のクリスティン・リリーが記録した352試合となっている。
なでしこジャパンでは宮間あやもスイス戦で代表通算150試合出場を達成し、29分にPKで記念の試合を自ら祝う通算37得点目を挙げた。
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