ベルルスコーニ時代で最悪のシーズンとなったミラン
チェ「ハッキリ言って、メンバーを見てもトッププレイヤーがほとんどいない。監督もトップレベルではなかった。ピッポはかわいそう。ミランで最も印象的なのは、インザーギが1年でかなり老けたこと。最後は連勝で終われたけど、結局は10位。僕は『4』しかあげられない」
八「本当に4だね。結局12敗もしている」
チェ「信じられないね…」
八「しかも13勝しかしていないよ」
チェ「勝った試合と負けた試合の数が変わらないね。本田も開幕した時は良かったけど、アジア杯から疲れてきてしまった。本田は最終的に6ゴールだったね」
八「ミランを見ていると1月の補強が全然ダメだよね。チェルチ、スソ、ボッケッティ、デストロ…。名前は錚々たるメンバーなんだけど、最後まで何ひとつこれといったものがなかったね」
チェ「初めはそんなに悪くなかったけど、ベルルスコーニが無理やり『トーレスを使え』と言い始めた時、問題が起きた」
八「それがポイントになったね」
チェ「トーレスはインザーギのサッカーに合わなくて、残念なシーズンになってしまった。次の監督が誰になるかもわからない」
八「今のメンバーでは苦しいかもね。相当深刻だよ」
チェ「間違いない。監督が誰になったとしても、お金をうまく使わないと厳しいだろうね」
八「来シーズンも苦戦しそうだね」
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