カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドと交渉していると報じられたレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマ。しかし、代理人のカリム・ジャジリ氏は同クラブとの接触を否定し、ベンゼマの残留を強調した。スペイン紙『マルカ』が7日に伝えている。
英紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』によればジャジリ氏は、ロンドンのホテルでユナイテッドのエド・ウッドワード副会長と会談したと報じたが、ジャジリ氏は「ロンドンではユナイテッドとも他クラブとも会っていない。マドリー以外との接触は無い」と否定した。
「カリムがマンチェスターで何をすると言うのだ? マドリーで幸せだというのに。カリムはマドリーで引退したがっているし、退団するとしたらクラブが余剰戦力として考えた時だけだ」
実際、『マルカ』によるとマドリーのフロントはベンゼマに絶対的な信頼を伝えたと明かしている。
さらにマドリーが現在優先する補強ポジションは中盤である。最前線においてはマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロがペレス会長の好みであるが、シティに売却の意向は無いため、同選手の獲得はほぼ不可能と見られている。
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