ジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナは7日、三冠を祝うセレモニーをカンプ・ノウで行い、DFジェラール・ピケが宿敵レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドに対して皮肉的なコメントを叫んだ。
「チーム、スタッフ一同、サポーター、フロント…そしてケビン・ロウダンにありがとう! 全ては君によって始まった!」
ケビン・ロウダンはコロンビア出身の歌手で、マドリーがアトレティコ・マドリーに0-4で敗れた後に開かれたC・ロナウドの誕生日パーティーに招待されていた。
ロウダンは、チームが悲惨な敗北を喫したにも拘らず楽しく歌っているロナウドの映像を流してしまう。パーティーは極秘に開催される予定だったが、流出したことで批判の的となり、マドリーはピッチ外で想定外のトラブルに直面することになった。
なお、タイトルを祝うセレモニーでの宿敵に対する挑発的なコメントは初めてではない。2005年にバルサがリーグ優勝を果たした際、FWサミュエル・エトーが「マドリー、カブロン、サルダ・アル・カンペオン!」(マドリー、くそ野郎、王者に挨拶をしろ!)と叫んだのは有名である。
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