ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル新監督は、今季不振にあえいでいたFWチーロ・インモービレにチャンスを与えると7日のドイツ紙『ツァイト』で明かしている。

　昨季のセリエA得点王は、今季ロベルト・レバンドフスキの穴を埋めるべくドルトムントに移籍。しかし、リーグ戦ではわずか3得点、通算でも10得点と期待に応えることが出来なかった。

　後半戦は、本来のポジションではないピエール=エメリク・オーバメヤンが先発となり、出場機会を失った。

　そのため、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、すでにローマと接触し、セリエAに復帰するのではないかと報じられている。

　それでも、トゥヘル監督は「彼には再びチャンスがある。他の選手同様に新しい環境に対して意欲があり、そしてそれを受け入れる準備があれば」と、本人次第でポジションを勝ち取れる可能性があることを明かした。

　日本代表のFW岡崎慎司を開花させた実績を持つトゥヘル監督。ドルトムントでもその手腕を発揮し、イタリア人FWを再生することが出来るだろうか。

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