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浦和、清水に勝利もステージ優勝は持ち越し。2位ガンバが神戸と分ける

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

浦和
決勝ゴールの興梠慎三【写真:ダン・オロウィッツ】

【浦和レッズ1-0清水エスパルス J1・1st第15節】

 明治安田生命J1リーグ1stステージ第15節が7日、各地で行われ、浦和レッズは1-0で清水エスパルスを下した。

 今節での優勝の可能性もあったが、ガンバ大阪がヴイッセル神戸と引き分けたため、浦和のステージ優勝は次節以降に持ち越しとなった。

 互いにミスが多く、ボールが落ち着かない。浦和は興梠慎三にボールが持った時の周囲のサポートが乏しく、攻撃の形を作るのに苦労した。

 対する清水はミッチェル・デュークが惜しいシュートを放つも西川周作が立ちはだかった。

 チグハグな印象の前半だったが、後半、浦和が試合を動かす。52分、PA内で興梠慎三が冷静にネットを揺らし、ついに先制に成功した。

 58分には柏木陽介に代えて青木拓矢を投入し、守備の強化を施す。清水は67分、バイタルエリアでの繋ぎから最後は大前元紀が狙うも決めきれない。

 浦和は76分、岡本拓也が足をつるアクシデントが発生するも、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は岡本を下げて鈴木啓太を投入。阿部勇樹を右CBに移して対応した。

 80分には大前のボレーシュートを浴びるも西川がファインセーブを見せる。

 清水の反撃を食い止め、試合をクローズ。浦和は今節での優勝こそ決まらなかったが、勝ち点3を獲得し、無敗記録も15に伸ばした。

【得点者】
52分 1-0 興梠慎三(浦和レッズ)

【了】

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