約1週間後から2連戦を控える日本代表は5日、海外組が千葉県内でトレーニングを行った。

　イタリアでのシーズンを終えた後ベトナムでイベントに参加し、ようやく合流した本田圭佑が、サッカー界を揺るがしたFIFAのスキャンダルについて語った。

　経営者としての一面を持つ本田は、ゼップ・ブラッター会長の辞任について問われると「細かい内容はどこまでが真実というのは全然分からないけど、単純にブラッターのことを批判している人は多かった」と前置きしたうえで、「ここで辞めるところの漢気」を感じたと述べた。

　そして、「日本の管理者も見習った方がいいと思うような辞め方ではあるんじゃないですか。潔いというか」と、日本で権力を握る人々へのメッセージとも取れる発言を残し、FIFA会長というポジションの大きさと、難しさを指摘した。

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