アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレーソ会長が、噂される2人のストライカー獲得について言及した。

　アトレティコは、ストライカーの獲得候補としてマンチェスター・ユナイテッドへのレンタル期間が満了となりモナコへと戻ったFWラダメル・ファルカオ、ユベントスのFWカルロス・テベスの名前が挙がっていた。

　しかし、スペインのラジオ局『Radio 4G』のインタビューに答えた同会長は、「彼らのような選手を獲得することは難しい。ファンの夢でしかないよ。すでに今のチームは強い。だが、あと2～3人は必要だ。足りない部分を強くするために働いている」と語り、補強が必要であることを述べた。

　ユベントスのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献したテベスには、パリ・サンジェルマン（PSG）も興味を示している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、PSGが年俸1200万ユーロ（16億7000万）の巨額オファーを提示すると報じている。

　また、ファルカオは2011/12シーズンから2年間アトレティコに在籍し、リーグ戦68試合52得点とゴールを量産しており、古巣復帰が噂されていた。

　アトレティコは冬の移籍市場で獲得したフェルナンド・トーレスが19試合3得点にとどまっており、ストライカーの獲得を目指していた。

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