「走りは覚悟はしてたんで。ここできついのは全然OK」
6月2連戦(11日=イラク戦、16日=シンガポール戦)に向け、1日から千葉県内で行われている欧州組の日本代表も4日目を迎えた。
この日も午前午後の2部練で、午前は初日から参戦している長谷部誠(フランクフルト)、川島永嗣(リエージュ)、吉田麻也(サウサンプトン)ら8人に、前日午後合流した岡崎慎司(マインツ)と長友佑都(インテル)を加えた10人が参加。
しかしメニューは大幅に異なり、後者2人はスプリント走り中心のメニューを強いられた。
午後は長谷部ら8人が合宿初のオフとなる中、岡崎と長友はヴァイッド・ハリルホジッチ監督らスタッフ17人にサポートされながら2人だけのトレーニングを実施。細かいタッチのドリブルやフェイント、指揮官から出されたボールを複数回リターンしてシュートまで持っていくパターン練習などを1時間半にわたって消化した。
ハリルホジッチ体制発足後、2度目の合宿となる岡崎は、すでに猛烈な走りが行われている情報を事前に入手していた。
「正直、走りは覚悟はしてたんで。ここできついのは全然OKだし、それくらいしないとコンディションが戻らないと思う」と初日の彼は淡々とした口ぶりだった。
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