ミランの監督就任が近づくシニシャ・ミハイロビッチ氏【写真:Getty Images】
ミランの新監督候補であるシニシャ・ミハイロビッチ氏がコメントした。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』が報じている。
アルコレでミランのフロントと合意に至ったとみられているミハイロビッチ氏だが、「私はミランの監督ではない」と決定を否定した。
「ミランは刺激的な挑戦に成り得る。私は楽しめると思うよ。アルコレでの夕食は非公式なもので、ただ楽しんだものだった。シーズンが始まる時にはここに来るとは思っていなかったね」
「我々は素晴らしい食事をし、お酒は更によかった。だが、それだけだ。私はミランの監督に就任する準備ができているか? 私はできていると感じているよ。1年前、いや2年前からね」
ミハイロビッチ氏は現役時代にはミランのライバルクラブであるインテルでプレーした。カターニア監督時代には「パレルモとミランの監督はしない」と語っている。しかし、同氏は「人は変わる」と語り、現在はミランの監督就任に肯定的であることを明かした。
「かつてプレーしたクラブで愛されることは容易いだろう。懐疑論を払拭することは大きなチャレンジだ。どうなるかは分からない。ただ、50歳に近づいて考え方が変わったことだけは自然なことだね」
「私がミランの監督になるか? それは私が決めることではない。もし自分で決めれるのであれば、私は10年間ミランか他のビッグクラブの監督をしていただろうね」
一方で、同指揮官はナポリの監督就任の噂も挙がっていた。ミハイロビッチ氏は「交渉はした」と接触を認めたものの、「彼らと合意に近づいたことはない」と就任間近であったことを否定した。
ミランフロントは4日フィリッポ・インザーギ監督に解任を告げたとされ、ミハイロビッチ監督就任は時間の問題だと見られている。
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