CL出場を狙うトーマス・トゥヘル新監督【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは3日、トーマス・トゥヘル新監督の就任会見を開いた。
新監督に就任したトゥヘル氏は「非常にアクティブで攻撃的なサッカー」と、ドルトムントのスタイルの印象を述べ、「私も常に動き回ることを好む」と、前任者ユルゲン・クロップ監督のスタイルを踏襲するつもりのようだ。
また、そのクロップ監督については「確固たる基盤を作り上げてくれた。私はユルゲンのもたらした多くの功績と争うつもりはない。彼は、監督として多くをここにもたらせた」と、尊敬の言葉を述べた。
選手の補強や放出についての様々噂が飛び交っているが「スター選手の獲得は要求していない。我々はすでに素晴らしいチームがある。もちろん選手たちと個人的に話してみる必要はあるが、チームはバランスが取れいていて、そして年齢も平均的だ」と、現状のメンバーを大きく変更するつもりはないことを示唆した。
そして「素晴らしいクオリティーを持っている。上位4チームに挑戦したい。バイエルン(・ミュンヘン)だけでなく(ボルシア・メンヒェン)グラッドバッハ、レバークーゼン、そしてヴォルフスブルク、これら上位4クラブに意識させるようなチームにしたい」と、再びチャンピオンズリーグ(CL)に出場できるようなチームにするために意気込んでいる。
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