レアル・マドリー指揮官に就任したラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
ラファエル・ベニテス監督が20年ぶりにレアル・マドリーに帰ってきた。3日、マドリーが同指揮官の就任記者会見を開催した。スペイン紙『マルカ』が報じている。
ベニテス監督は記者会見に登場すると「皆さんの歓迎に感謝します」と述べた。
「この喜びを言葉にするのは難しい。話そうとしても、何と言えばよいか分からないものだね。私にとっては非常に感情的な一日となった。なぜなら、家に帰ってきたからだよ。興奮している」
ここまで話すと同監督は涙ぐんだ。会場からは温かい拍手が生まれる。指揮官は振り絞るようにしてマドリーでの抱負を語った。
「ハードワークと献身を約束するよ。クラブが上手くいくように、タイトルを勝ち取れることを願っている。チームは素晴らしいプレーを見せているし、信頼を回復することができるだろう」
非常にシンプルなスピーチながら、指揮官の熱意と感動、そしてマドリーへの大きな愛が込められていた。ベニテス監督がマドリーの下部組織を指導したのは95年のこと。果たして、一流監督として成長した指揮官はクラブを再建することはできるのだろうか。
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