シュトゥットガルトに所属するDF酒井高【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトに所属する日本代表のDF酒井高徳が放出候補に挙がっている。
独紙『ビルト』では、酒井高を敏捷性と技術に優れた現代的なサイドバックと評価しつつも、今季のブンデスリーガでは18試合の出場にとどまり、過去2シーズンに比べて出番が少なくなっていることを指摘。また、同紙採点の年間平均は4.26と水準を下回る数値を記録している。
さらに、およそ120万ユーロ(約1億6700万円)と言われる酒井高の年俸が現在の成績に見合っているかを疑問とし、クラブもこれ以上の負担を避けるために放出を検討するのは自然だと論じている。
なお、シュトゥットガルトのロビン・ドゥットSD(スポーツディレクター)は、FWダニエル・ギンチェクとFWフィリプ・コスティッチを除く全選手が売却の対象になっていることを明らかにしており、2016年までの契約を交わしている酒井高を夏に放出すれば300万ユーロ(4億1700万円)ほどの移籍金が見込まれるため、チーム再建の足掛かりにしようとしていると報じられている。
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