ジーコ氏【写真:Getty Images】
元日本代表監督のジーコ氏は、FIFAのゼップ・ブラッター会長が辞意と再選挙実施の意思を表明したことを受け、次期会長選挙に出馬する可能性を示唆した。
ジーコ氏は自身はフェイスブックを通じて「なぜ(立候補は)無いと言える? 私の人生の中心は常にフットボールだった。ブラジルや他の国でも誠意と尊敬をもって仕事に取り組んできた。妻と子供たちは支持してくれている。スポーツ大臣もやり、自分のクラブの運営や日本の鹿島をサポートした経験もある。まだ支援はないが、FIFAが開かれているならば立候補できるはずだ。今はまだアイディアの段階だが、どうなるかは分からない」とコメント。
FIFA会長選挙の立候補には加盟5協会の推薦や実務実績が必要になるため、ジーコ氏の場合、2015年12月から2016年3月の間に予定されている次期会長選挙までに準備が間に合うかどうかも焦点となる。
なお、先月の会長選挙でブラッター氏と一騎打ちを演じたヨルダンのアリ王子はすでに再出馬を表明している。
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