組織崩壊を予想されているFIFA【写真:Getty Images】
複数幹部が贈収賄や資金洗浄の疑いで逮捕された汚職事件に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)が2日に緊急記者会見を行い、ゼップ・ブラッター会長が辞意を表明したことについて同日、FBIがコメントした。
米メディア『ABCニュース』は捜査関係者のコメントを紹介。
「今現在、関係者は自己保身を考えているだろう。誰が最初にブラッターを裏切るかの競争になりそうだ。我々は組織の全てを壊す事は出来ないかもしれないが、しかしそれは必要ではない」
今までブラッター会長を支援していた者が次々と手のひらを返し、組織は崩壊していくことを予想している。
また、スイス当局もコメントを発表し、「現在彼は我々の捜査対象ではない。したがって我々の捜査にこの発表による影響はない」と、一連の事件への影響はないことを話すにとどめている。
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