ルート・フリット氏【写真:Getty Images】
FIFAのゼップ・ブラッター会長は2日、記者会見を開いて辞意と再選挙実施の意思を表明した。
これを受けて元オランダ代表のルート・フリット氏が自身のツイッターを更新し、「再選されたばかりのブラッターが辞任するなんて、これからどんなゴミが出てくるだろうか」と述べている。
この「ゴミ」とは、W杯招致絡みの汚職に関するスキャンダルのことを指していると見られる。
2018年ロシア大会と2022年カタール大会の招致に関する贈収賄の疑いはすでに明らかとなっていたが、最近になって2010年南アフリカ大会の招致活動でも多額の賄賂の送金をFIFA幹部があっせんしていたことが明らかになった。
ブラッター会長の辞意表明で、今後さらなる汚職が暴かれる可能性もある。フリット氏の言う「ゴミ」はどれほど出てくるのだろうか。
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