バルセロナのMFシャビは2日の記者会見で、6日にユベントスと対戦するチャンピオンズリーグ（CL）決勝戦に向けて「（クラブ史上）5回目のチャンピオンズリーグを優勝して歴史を作りたい」と意気込んだ。

「バルサで僕の最後の決勝戦だ。勝ってバルセロニスタ達に味わってもらいたい。僕のバルサでのキャリアは最高な終わり方だし、プレーするとしたらチームの役に立ちたい」

　ここで勝ったチームが三冠を手にすることになるが「両チームとも同じコンディションで試合に臨むと思う。だから三冠制覇まで後1試合なんだ。皆は我々が優勝候補だと思っていても、苦労するとわかっている」と語った。

　シャビは対戦相手のユベントスについて「ボールを支配することも可能だけど、後ろに立てこもるのも上手い」と、同チームの柔軟性を称えた。

　イニエスタとブスケッツと共に記者会見に臨んだシャビは「長年彼等と共にプレーして今まで達成した栄光を一緒に手にできたことは光栄だ」と、両選手を褒めたたえた。

　シャビの退団によって一つの時代が終わるかと聞かれた際「僕は去るけどこのジェネレーションはまだ続くし、来年もタイトルを獲得できると確信している。これからも勝ち続けるだろう」と、チームへの信頼を強調した。

　なおルイス・エンリケ監督の続行については「彼がどうするかは知らないけど彼のおかげで勝てたのだから続行して欲しい。チームにとって良いリーダーだと思う」と、太鼓判を押した。

　また、コパ・デル・レイ（国王杯）で起きた国歌に対するブーイングへの処分については「民主主義で国民は意志を自由に表現する権限があるから処分すべきではない。それよりブーイングの根源を探すべきだ」と反論した。

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