バルセロナに所属するMFアンドレス・イニエスタが、現地6日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）決勝に向けて治療に全力を尽くしている。

　イニエスタは5月30日に行われたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）決勝ビルバオ戦の後半途中に右足を痛めて途中交代し、直後にふくらはぎを冷やしていたことから怪我の具合が心配されている。

　伊TV局『メディアセット』によれば、イニエスタは2日朝のトレーニングには参加せず、怪我のリカバリーのためにジムで別メニューを行ったようだ。なお、クラブは1日の受けた検査の結果は公表していないものの、現地紙は同選手のふくらはぎの筋肉に損傷はなく、ルイス・エンリケ監督が医師と共に日々の経過を見てから判断すると報じていた。

　イニエスタは「痛みある。それ以上は何も言えない。今から土曜の間に回復し、プレーできるようになることを望んでいる。私はCLのトロフィーを掲げて特別なシーズンを送れるようチームを助けたいんだ」と強行出場も辞さない構えであることを強調。

　続けて、「感覚は非常に良い。我々は最高のコンディションできている。だが、相手（ユベントス）は守備だけのチームではない。我々が絶対に優勝するという考えは間違っている」と自身も万全な状態で試合に臨む必要があることを主張した。

　なお、CL決勝で対戦するバルセロナとユベントスは、ともに国内リーグとカップ戦を制しているため、いずれも3冠王者を目指している。

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