モジミリンを解任になるエジーニョ監督【写真:Getty Images】
ブラジル・セリエB(2部)のモジミリンは現地5月30日、“サッカーの王様”ペレ氏の息子であるエジーニョ監督を解任した。
44歳のエジーニョ監督は現役時代にGKとしてプレーし、引退後は古巣サントスでアシスタントコーチに就任。2ヶ月前にモジミリンの指揮官に招聘されたが、リーグ4節終了時点で2分2敗の19位と結果を残せず、わずか4試合での解任となった。
同クラブの会長を務める元ブラジル代表のリバウド氏は「残念ながらプロの世界では結果が全て。エジーニョは日々良い仕事をしていたが、試合では我々が期待していたことが示されず、変化が必要だと感じた。後悔はしていない」とコメント。
エジーニョ監督は昨年、麻薬組織のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして禁固33年の懲役判決を言い渡された。奇しくもFIFA幹部による汚職事件が明るみになった時期の解任劇となった。なお、後任については現地2日に発表される。
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