サンプドリアを退任するミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのサンプドリアは1日、シニシャ・ミハイロビッチ監督の退任をクラブの公式ウェブサイトを通じて発表した。
46歳のミハイロビッチ監督は現役時代にサンプドリアで4年間プレー。強烈かつ正確な左足を武器にDFながらFKで得点を量産してきた。引退後に指導者へ転身すると、2008年にボローニャからキャリアをスタートさせ、カターニャ、フォオレンティーナ、セルビア代表の指揮官を歴任し、2013年11月からデリオ・ロッシ監督の後任としてサンプドリアに復帰した。
今季のリーグ戦を7位で終えたサンプドリアは、6位ジェノアがUEFAのライセンスを取得していないため、繰り上げでヨーロッパリーグに出場する可能性が高い。しかし、チームを率いたミハイロビッチ監督は、公式HPでファンに宛てたお別れメッセージを公開し、クラブでの思い出、ファンや関係者への感謝、自身の野望を綴りながら退任する事実を伝えている。
なお、ミハイロビッチ監督の新天地には、先日退任が発表されたラファエル・ベニテス監督の後任としてナポリの指揮官に就くことが噂されている。
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