今季負傷に苦しんだ長友佑都【写真:Getty Images】
今季負傷に苦しんだ日本代表DF長友佑都が、アジアカップの影響を認めた。インテル公式TV『インテル・チャンネル』がコメントを伝えた。
インテルに加入以来、常に主力としてチームを支えてきた長友。しかし、今季はシーズンの大半を負傷で離脱。セリエAでは14試合の出場に留まった。現地メディアでは「インテル加入後最低のパフォーマンス」と酷評されている。
セリエA最終節エンポリ戦後、長友は不調の原因について次のように語っている。
「アジアカップの代償を払ったか? それは有りえることだね。僕は日本代表で多くプレーした。だけど、僕は今年のように代表でたくさんプレーしたかったし、インテルでも同じようにプレーしたかった。だから、たくさんの試合に出場せざるをえなかったんだ」
アジア杯の最終戦となったUAE戦では、延長4分に右太ももを負傷した長友。足を引きずりダッシュもできない状況ながら、延長後半15分をプレーし続けたことが話題となった。インテルで再び負傷した際には、回復中にも関わらず代表招集されたことでロベルト・マンチーニ監督が断っている。
シャルケに所属する日本代表DF内田篤人もクラブと代表で治療方法が異なるなど両者の間にすれ違いが報じられた。果たして過密するサッカーカレンダーにおいて、選手のコンディションを維持することはできるのだろうか。
【了】