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ブラッター氏やプラティニ氏ら10人がスイス当局の聴取対象に

text by 編集部 photo by Getty Images

ブラッター氏やプラティニ氏ら10人がスイス当局の聴取対象に
ミシェル・プラティニ氏(左)とゼップ・ブラッター氏(右)【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の複数の幹部が贈収賄の疑いで逮捕され、大規模な汚職疑惑にサッカー界が揺れる中、事態は新たな局面を迎えようとしているようだ。

 英紙『サンデータイムズ』など複数メディアが伝えたところによれば、スイス当局がFIFAのゼップ・ブラッター会長やUEFAのミシェル・プラティニ会長を含む10人に事情聴取を行うという。

 2018年のロシアW杯と2022年のカタールW杯の招致において賄賂が横行していたという疑惑が持ち上がっているが、スイス司法省はブラッター会長、プラティニ会長、そしてロシアのスポーツ大臣であるヴィタリ・ムトコ氏ら10人にも疑いの目を向けている。

 FIFA総会のため多くの要人がスイスのチューリッヒに滞在しており、いまが最高のタイミングだ。27日に多くの関係者が逮捕された直後、FIFAのスポークスマンであるウォルター・デ・グレゴリオ氏は「ブラッター会長は関与していない」と、潔白を主張していたが、真実はどこにあるのだろうか。

【了】

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