国歌が流された際にブーイングがどよめいた【写真:Getty Images】
スペインからの独立意識が強いカタルーニャ州のバルセロナとバスク州のアスレティック・ビルバオによるコパ・デル・レイ(国王杯)決勝では、予想通り国歌が流された際にブーイングがどよめいた。
スペイン紙『アス』が載せているビデオによればブーイングの音量は、マックス119デシベル(dB)に達しており、これは飛行機のエンジン(120dB)に匹敵する音量だという。
スペイン反暴力委員会は、試合前からブーイングがあるようであれば主催の責任者としてスペインサッカー連盟(RFEF)、そして両クラブにも処分が下されると警告していたものの、両チームのサポーターは我慢できなかった様だ。
これを理由にスペイン政府は、公式声明を通じて「スペイン国民、民主主義と国民の共存を脅かすブーイングを強く非難する」と発表。6月1日の反暴力委員会で処分を検討するようだ。
【了】