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武藤獲得に踏み切ったマインツGM「サイドの補強になると確信していた」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤獲得に踏み切ったマインツGM「サイドの補強になると確信していた」
マインツのクリスティアン・ハイデルGM【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガのシーズンを終えたマインツは30日、FC東京から武藤嘉紀を4年契約で獲得した。

 東京まで直接交渉に出向いたことが報じられたマインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)は今回の移籍についてクラブ公式HP上で次のようにコメントしている。

「武藤のクオリティがサイドの補強になると、かなり前から確信していた。だからこそ、彼を獲得するためにFC東京との交渉に尽力していた。獲得を嬉しく思うし、特に彼が将来の展望をマインツに見出し、決断してくれたことが嬉しい」

 ハイデルGMの言葉からは、マインツが武藤をサイドで起用する考えであることが読み取れる。移籍が噂されるエースの岡崎慎司が残留すれば、日本人コンビで得点を量産するシーンを見られるかもしれない。

 また、マルティン・シュミット監督は「武藤のことを長い間見てきたが、彼が我々のやり方に適合すると確信している。スピードと高い俊敏性を備え、技術もある才能豊かなストライカーは、ウイングのポジションに高いクオリティを加えてくれる」と、新戦力の実力を高く評価している。

 新天地での背番号や渡独時期については未定だが、今後順次発表される予定となっている。

【了】

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