今年1月に交通事故で亡くなったジュニオール・マランダ【写真:Getty Images】
ドルトムントは、30日に開催されるDFBポカール(ドイツ杯)決勝で今季限りでの退任が決まったユルゲン・クロップ監督のために勝利を捧げたいと考えているが、ヴォルフスブルクにも絶対に負けられない理由がある。
ヴォルフスブルクは、ベルリン・オリンピア・シュタディオンで開催される決勝戦で「背番号19」がプリントされたユニフォームを着用すると発表した。
Ein grunes Herz mit der Nummer 19 wird am Samstag an Junior Malanda erinnern. pic.twitter.com/csGZIhhfBd
— VfL_Wolfsburg (@VfL_Wolfsburg) 2015, 5月 27
この背番号は、今年1月に20歳の若さで交通事故によりこの世を去ったジュニオール・マランダが背負っていたものである。マランダの死が伝えられた直後、クラブは家族や友人に哀悼の意を表している。
マランダの死後、最初に迎えたリーグ戦では首位バイエルンを4-1で下したヴォルフスブルク。シーズンの最後にマランダへ勝利を捧げたいと考えているはずだ。
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